歯科衛生士になりたいけど、私にもできるかな?
どんな人が向いているんだろう?
なんて疑問はありませんか?
そんなあなたに、歯科衛生士に向いている人や適性を具体的にお伝えします。
自分に当てはまりそうか、実際に想像しながら読んでみてください。
歯科衛生士はどんな人が向いている?
歯科衛生士にはどんな人が向いているのでしょうか?
歯科衛生士には大きく分けて3つのタイプ
- 人のお世話が好きな人
- 根気強い人
- きれい好きな人
が向いています。
理由とともに詳しくみていきますね。
【向いている1】人のお世話が好きな人
歯科衛生士に向いているのは、人のお世話が好きな人です。
歯科衛生士は歯科医院で働く際、基本的に「患者さんのケア」と「医師のアシスト」をします。
歯科医師の治療の前には、患者さんのお話を聞いたり、歯のクリーニングをするのです。
治療中は、歯医者さんの指示に従って必要な器具を用意したり、患者さんの唾液が溜まったらバキュームで吸ったり。
言い換えれば、歯科医師と患者さんのサポートを同時にすることになります。
他にも、幼稚園や小学校で歯ブラシの正しい使い方を教えることも。
人のお世話をするのが好きな人は、向いてますよね。
【向いている2】根気強い人
根気強い人も歯科衛生士に向いています。
歯科衛生士の仕事の一つ、歯のクリーニングは一本一本をていねいに磨いていく根気がいる仕事です。
また、患者さんの中には、歯医者さんが苦手な人もいますよね。
そのような患者さんを不安にさせないことも歯科衛生士の仕事の一つなので、忙しくても態度に出ない人が良いですね。歯医者さんが苦手な方を安心させるのも仕事です。優しい笑顔で対応できるとさらに良いですね。
どんな時も、すぐにイライラしない人は患者さんからも歯医者さんからも頼りにされます。
【向いている3】きれい好きな人
きれい好きな人も歯科衛生士にあっていますね。
歯科衛生士は、患者さんのお口の中だけでなく、診察台や歯科医院全体もきれいにする必要があります。
汚い歯医者さんだと、患者さんも嫌ですよね。
また、歯医者さんが衛生的でないと患者さんが病気になってしまうリスクがあります。
必要な器具を使い終わったらすぐに片付けたり、手が空いている時には掃除をしたり、整理整頓ができるとよいですね。
ただし、潔癖過ぎて患者さんの口の中に触りたくないほどなのは考えもの。
「患者さんのお口の中もきれいにしたい」と思えるくらいのきれい好きさが好ましいですね。
歯科衛生士に向いている人の適性は?
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それでは、歯科衛生士の適性はどういったものがあるでしょうか?
歯科衛生士に向いている人には適性が7つ、
- 手先の器用さ
- 根気強さ
- チームプレイ
- 先を読む力
- コミュニケーション能力
- 向上心
- 親しみやすさ
があります。
理由とともにさらに詳しくみていきますね。
【適性1】手先の器用さ
手先が器用な方が、仕事をしやすいでしょう。
歯科衛生士の仕事には、
- 歯のクリーニング(歯垢・歯石をとる)
- 薬剤を塗る
- 歯ブラシの使い方を教える
があります。
特に歯垢・歯石の除去や薬剤を塗るときはは、患者さんの口の中を傷つけないように治療をする場所だけに集中する必要があります。
細かい作業が得意だと大きな武器になりますね。
もし今ちょっと手先の器用さに不安があったとしても、学校では実習の時間もあるので、徐々に慣れていくこともできますよ。
【適性2】根気強さ
歯科衛生士の適性には根気強さもありますね。
永久歯は32本あります。
歯のクリーニングは口の中を傷つけないようにしながら一本一本、全ての向きからしっかり磨かなければありません。また治療によっては、長時間にわたることもあります。
根気強く集中することが求められますね。
【適性3】チームプレイ
歯科衛生士の適性には、チームプレイが得意なこともあります。
歯科衛生士の仕事のほとんどは歯科医師との連携プレーで成り立ちますよね。
また、大きな施設では他のスタッフとの協力も大事です。
運動部や体育祭などで、チームプレーを経験したことがある人は有利ですね。
【適性4】先を読む力
歯科衛生士には、先を読む力も大切です。
空いた時間に次の診察に必要なものを準備したり、歯医者さんが次に必要としそうなものを先回りして考えたり。
常に、次は何が必要だろう、と考える癖をつけるといいですよ。
【適性5】コミュニケーション能力
チームプレイと似ていますが、歯科衛生士にはコミュニケーション能力が必要です。
歯科医師やスタッフとのコミュニケーションはもちろん、診察室に入って、患者さんと最初に顔を合わせるのは歯科衛生士のことが多いです。
虫歯を削ったり歯を抜いたりする前で、ナーバスになっている患者さん。
歯科衛生士はお子様からご高齢の方まで、幅広い患者さんと接します。
心配そうな患者さんの不安を少しでも取り除いてあげるのも仕事の一つですね。
【適性6】向上心
向上心も大事な適性の一つです。
毎日次から次へとやって来る患者さん。
うまくお話ができなかったり、治療をスムーズにお手伝いできないこともあるでしょう。
そこからどう改善していくのか、向上心の見せ所ですよね。
【適性7】親しみやすさ
歯科衛生士の適性には、親しみやすさがあります。
お年寄りから小さな子供まで、いろいろな人と接する機会がある歯科衛生士。
歯医者さんも、親しみやすい人との方が働きやすいですよね。
歯磨き指導も、とっつきにくい人より、笑顔でフレンドリーな人の方が話を聞きやすいと思いませんか?
また、歯医者さんが苦手な人も、歯科衛生士のあなたが親しみやすかったら、「歯医者は苦手だけどあの人に会いに行こう」って思ってくれるかも。
親しみやすさも、かなり大事な適性ですよ。