「国家資格が欲しいから歯科衛生士になろうと思うけど、他の国家資格とはどんな違いがあるんだろう。」
なんて疑問はありませんか?
国家資格を取りたいけれど、どんな仕事をしたいかまだ悩んでいるあなたに、
- 平均年収
- 資格の取りやすさ
- どんな仕事か
詳しくお伝えします。
将来どんな仕事をしたいか、実際に想像しながら読んでみてください
他の資格となりやすさや年収を比較!歯科衛生士ってどう?
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まずは、「国家資格が必要で人と関わる仕事」の平均年収と資格取得の難しさを表にまとめてみました。
資格 | 平均年収 | 資格の難しさ |
歯科衛生士 | 約365万円 | 普通 |
看護師 | 約480万円 | 普通 |
介護士 | 約378万円 | やや難しい |
理学療法士 | 約409万円 | 普通 |
保育士 | 約342万円 | 難しい(※) |
美容師 | 約302万円 | 普通 |
(参考資料:厚生労働省平成30年賃金構造基本統計調査)
年収について
年収は看護師が高め、美容師が低めです。ただし、働き方に差があるので注意して見ないといけません。
年齢もごちゃまぜなので、実際の年収はバラバラです。
正社員以外にも、パートタイムも含まれるので、あくまでも目安として見てくださいね。
中には
- 時給で働いている人
- 時短で早く帰る人
- 週3回のみ勤務の人
などもはいっています。
どの仕事にも共通して言えることですが、夜勤や残業が多くて不定期な勤務の仕事だと、お給料が高めになる傾向がありますね。
試験の難しさについて
試験は、学校の授業をしっかりやっていれば受かる「普通」レベルのものが多いです。なお、国家試験の合格率が80%以上を「普通」としました。
介護士は合格率60〜70%と低めなので、しっかり対策しないといけません。
また、保育士の試験合格率は20%程度と難しいです。ただし、国が認めた学校を卒業すれば、試験なしで資格が取れるので心配いりません。
それぞれの職業の内容やいいところは?
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実際に働いている人の口コミから、それぞれの職種のやりがいやいいところもまとめたので、自分が働く姿を想像してみてくださいね。
歯科衛生士
歯科衛生士の仕事は主に、「患者さんのお口の健康をサポート」すること。具体的には
- 歯医者さんの補助
- お口の健康を守るケア
- 歯に関するアドバイス
をします。
歯医者さんの補助のお仕事は、患者さんのお口の中の水を吸ったり、材料を練ったり、器材の準備をしたりすることです。診療がスムーズに進むように、患者さんの緊張した気持ちを和らげることも仕事の1つですね。
さらに、お口の健康を維持するのも歯科衛生士の大事な役割。口腔内のクリーニングやスケーリング(歯石除去)、フッ素塗布などを行います。
おうちでもお口の健康を守ってもらうために、年齢や身体状況に合わせてアドバイスもしますよ。歯の磨き方のアドバイスや、入れ歯の使い方を教えるほか、栄養や禁煙など生活習慣にかんする指導もしますね。
歯医者さんで働く以外には、大学病院での歯に関わる仕事、介護福祉施設でお年寄りの歯の健康を守る仕事などがあります。
歯科衛生士は求人が多いので転職もしやすいのがメリット。パートや週3勤務など、働き方を選びやすく、結婚や出産後も働きやすいですね。
また、基本的には夜勤がなく、肉体的な負担が少ないです。人の死に立ち会うことがないのも魅力の一つです。
さらに、歯科衛生士として5年以上働いたらケアマネジャー(介護支援専門員)の国家試験受験の資格も取得できるので、キャリアアップも考えやすいですよ。
看護師
看護師は病院でお医者さんのお手伝いをしたり、患者さんのケアをします。老人ホームや学校などでも求人がありますね。
看護師のいいところは、患者さんやご家族と深く接することができるので、直接お礼を言われやすいところです。また、夜勤があり、お給料は比較的高くなる傾向があります。
大病院や女性が多い職場だと福利厚生もしっかりとしていて、結婚・出産後も職場に復帰しやすいこともメリットですね。
介護士
介護士は、お年寄りの身の回りのお世話をする仕事です。老人ホームや病院、ご家庭を訪問するなど職場も多くあります。また、老人ホームなどではお年寄り向けのレクリエーションの準備も。サービス精神旺盛な人がむいていますね。
介護士の仕事のいいところは、お年寄りだけでなく、お年寄りのご家族にも喜ばれて、やりがいを感じられることです。これから日本はお年寄りがもっと増えていくので、就職先にも困りません。
理学療法士
理学療法士は、病気や事故後の患者さんや、高齢の方のリハビリテーションをする仕事です。病院や高齢者向けの施設、地域の施設や企業など、幅広い就職先がありますよ。
理学療法士のいいところは、患者さんとまさに二人三脚で頑張るので、回復に向かうにつれて感動も大きいところですね。
保育士
保育士は、子どもの心身のケアをしながら保護者ともコミュニケーションをとっていく仕事です。子どもに集団で生きていく協調性を教える場でもあるので、重要な役割ですね。
保育士のいいところは、かわいい子どもたちに接することができ、成長を見守れるところでしょう。
また、働くママの増加の影響もあって、就職先の選択肢も増えています。保育園だけでなく、ベビーシッター・会社の保育所なども仕事先です。
美容師
美容師は、お客さんの髪を切ったりキレイにする仕事です。パーマやカラーなど、バリエーションは無数にあるので、クリエイティブな仕事と言えますね。
美容師のいいところは、ズバリその場でお客さんをキレイにできて、喜んでもらえることですね。
また、就職先は美容室だけではなく、結婚式場や、有名人のヘアメイクなど様々です。独立しやすいので、将来自分のお店をもちたい人にも良いでしょう。
こんな人は歯科衛生士がおすすめ
ずばり、こんな希望を持っている人に歯科衛生士をおすすめします。
- 家族などの状況に合わせて働き方を変えたい
- 肉体的な負担が少ない仕事がいい
- 夜勤や長時間勤務はしたくない
- 仕事が探しやすい資格を探している
- 収入が安定した職がいい
求人も増えていて、自分にあった働き方がしやすい歯科衛生士ならば、結婚や出産を迎えても安心です。紹介した仕事のなかでは、肉体的な負担も少ないので無理なく続けることができますね。
キャリアアップの道もあるので、希望に合わせて働くことができるでしょう。